求められる公務員像

こんにちは。

熊本大地震から既に2週間あまりが経とうとしています。こうした災害が起こった場合、公務員は家族を差し置いてでも庁舎に駆けつけ市民の安全を確保するとともに市民の生活を今までどおり行えるよう尽力しなくてはなりません。

そこで、そうした場合にもリーダーシップをとるべき公務員像を考えてみました。

1 被災地に赴く

口先だけで動かない経営者には誰もついていかない|小宮一慶の週末経営塾|ダイヤモンド・オンライン

フレデリック・デンマーク皇太子が東松島市にメッセージ

オーストラリアは南三陸と共に - オーストラリア大使館東京

www.sankei.com

 フレデリック皇太子様をはじめ世界のリーダーならびに救援隊がまるで自国の出来事のように心配し、直ちに被災地へ駆けつけてくださいました。もしかしたら原発放射能を浴びてしまったり、感染症に罹ってしまうかもしれません。そんななかリーダーたちは被災地へ駆けつけ、市民に寄り添っていました。

2 自己犠牲

toyokeizai.netより

 リーダーの条件

どうも多くの日本人の奉仕の精神は、自分の余力を差し出すというものです。お金もまあまあ、生活に響かない程度に献金するというものです。こういう考え方が日本人には行き渡っています。ところが世界標準の奉仕の精神は、必ずしもそうではない。自分のいちばん大切なものを差し出すという考え方がある。場合によっては、それは命であるかもしれない。こういう奉仕の精神が、どうも日本人には希薄であるように思うのです。

上記記事を読んで私は、だから欧米の会社や大学入試ではボランティア活動の経歴が聞かれるのかな、と考えました。

3 まとめ

リーダーに求められるのは、まず行動力です。それはどんなに自分にとって都合が悪くても社会や国のために真に必要であれば動かなくてはならない、という信念に基づいた行動を指します。つぎに自己犠牲です。行動力とも関係します。よく公務員志望の方が志望動機で「市民の役に立ちたい」「地元に貢献したい」とおっしゃられます。例えば同じ公務員志望の人でも一方はイベント系・運動系サークルを頑張った人、他方でボランティアサークルで障害者支援をした人・学部でまちづくり研究に没頭した人では果たしてどちらが採用されるでしょうか。口頭や書類では好き勝手言えてしまいますが、行動を伴っていなければ初めて会う人には信用されません。地域貢献活動やボランティア活動の経歴が今後公務員採用でも重視されていくものと思われます。