小中学校の冷房設備はどうして進まないのでしょうか。

こんにちは。

今年も暑くなるようですね。昨年、所沢市では小学校の冷房設置をめぐって住民投票が行われました。

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http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/05/__icsFiles/afieldfile/2014/05/23/1348060_01.pdf文部科学省 公立学校の冷房設置状況調査の結果

設置が進まないのは、設置に多額の費用がかかり財政的に負担であることが考えられます。確か名古屋市でも問題になったときに家庭のエアコンと違い一台の価格が高かったと記憶しています。また昔ながらの精神論や贅沢品とみなす高齢者も多いように思います。震災の影響や電力需要を心配する方も今はいるかもしれません。女性の方は冷房の強いのが嫌いな方も多くおられ、体調を崩す方もおられます。

しかしながら、子育て支援と同じように子の教育環境を整えることも考えなければなりません。昔と違い日本の夏は猛暑で過ごしにくくなっています。市町村では体調を崩さないようエアコン等を使うよう呼びかけるぐらいです。精神論は他で養えば足ります。既に東日本大震災から5年以上経過しておりもはや電力不足の心配は必要ありません。エアコンの温度設定をしっかりすれば体調を崩すこともないように思います。財政は行政の腕の見せ所です。子の教育環境を整えるためにできることをして欲しいと思います。